高確率で”ととのう”サウナの入り方

まだサウナを始めて1年ほどの経験が浅い私は、初めてサウナを経験した時から現在まで必ず、“ととのう”感覚を体験しています。
サウナで、まだ“ととのう”経験したことが無い方にオススメの記事です。
やり方さえ知っていれば、初心者でも体験することが出来ます。
この記事を見て参考にしてみてくださいね♪

サウナの効果

サウナには、体を温め、発汗を促す効果があります。
体は、体温が高いと血行が良くなり、病気になるリスクも低くなります。

体の芯から温めてくれるため、冷え性の改善やむくみが解消されます。
また、精神面や美容面でも、血行が良くなることで、一定の効果があると言われています。

辛い運動をせずに体を温めてくれるので、運動が苦手な方には、特にオススメです♪

サウナの種類

乾式サウナ(ドライサウナ)

乾式サウナ(ドライサウナ)は、高温低湿のサウナで、日本に昔からあるサウナです。

  • 室温・・・80〜110℃
  • 湿度・・・10~15%

湿式サウナ(スチームサウナ・ミストサウナ)

湿式サウナ(スチームサウナ・ミストサウナ)は、低温高湿のサウナです。
湿度が高いため、低温でも効率的に体を温めることが出来ます。
「サウナの熱さが苦手」な方にオススメです。

スチームサウナは、蒸気を発生させて室内を温めます。
ミストサウナは、温水を霧状にして室内を温めます。

  • 室温・・・40〜60℃
  • 湿度・・・90~100%

フィンランド式サウナ

フィンランド式サウナは、低温高湿のサウナです。
サウナストーンに水をかける「ロウリュ」を行うのが、このフィンランド式サウナになります。

  • 室温・・・70~80℃
  • 湿度・・・20~30%

遠赤外線サウナ

遠赤外線サウナは、周りの空気を温めず、直接体を温めるサウナです。
温度も湿度も低いため、高温が苦手な人や、息苦しいのが苦手な人にオススメです。

  • 室温・・・60〜70℃
  • 湿度・・・10~15%

サウナ用語

天使の羽衣

「天使の羽衣」とは、サウナ後の水風呂で、数秒後に体の表面に膜が出来て、水が暖かく感じる現象です。
冷たい水が、温まった体で中和された状態で、じっとしていると気持ちよく感じます。

最初は、「水風呂なんて無理!」という方も多いと思いますが、勇気を出して1回浸かってください。
数秒後には、あまりに気持ちよくなり、出られなくなることもあります。

目安は、1分間です。
それ以上入ると逆に危険になりますので、時計を見たり、自分で数えたりして、パッと出るようにしましょう。

ととのう

サウナの「ととのう」とは、私の場合『頭がボーっとして、宇宙にふわふわと漂っている』ような感覚です。
サウナ(温)→水(令)で体を危機状態に追い込むことで、交感神経が優位に働きます。
その後に、外気浴で副交感神経が優位になるので、リラックス状態になるという流れです。

人間は何かしら考え事をしているため脳は働き続けていますので、脳を休ませることがとても大事になります。
瞑想で可能ですが、けっこう難しいです。
その点サウナは、少しの熱さと冷たさを我慢すれば、簡単にその状態に持っていくことが出来ます。

水風呂で終わる人をよく見かけますが、最後の外気浴がゴールです。
サウナや水風呂は、外気浴で瞑想と同じ効果を得るための試練だと思って下さい。

インフィニティチェア

「インフィニティチェア」とは、リクライニングチェアのことです。
足を浮かせることが出来るので、椅子に座りながら寝ている感覚になります。

外気浴の際に、インフィニティチェアに寝そべることで、より宇宙に漂っている感覚が味わえます。

サウナハット

「サウナハット」は、サウナに入る間に頭にかぶる帽子です。
頭皮や髪の毛をダメージから守る効果があります。
他にも、のぼせ防止にも効果があるようです。

サウナハットの着用を禁止しているところもありますので、事前に確認をお願いします。

サウナハットは、約3,000円と高いのですが、こちらは今治タオルで、1,780円と安いです♪

私は、唇辺りが痛くなるので、顔に巻くスタイルのタオルの方が気になっています。

サウナで”ととのう”までの儀式

体を洗う

まずは、体を綺麗に洗いましょう。

②サウナに入る前に、少し温泉で温まる

これは、人それぞれだと思いますが、少し温泉に浸かってから入ると体が温まるので、負担が少なくて良いのかなと思います。

体を拭く

体についた水分をしっかりふき取ってから、サウナに入りましょう。

水分補給をする

サウナに入る前に、水分を取ってから入りましょう。

サウナに7分~10分入る

サウナに入る時間は、自分に合った時間で大丈夫ですが、10分で十分効果があります。
私は、少し苦手なので7分と短めですが、ととのうことが出来ています♪

我慢比べではなく、あくまで外気浴でリラックスするための準備だと思ってください。
上段の方が熱いので、上段に座るようにしましょう。

水風呂に1分間浸かる

サウナから出たら、水風呂に入ります。
水風呂に入る前に、汗を水で流して、水風呂に1分間浸かります。
じっとしていると「天使の衣」が現れます。

椅子にお湯をかける

外気浴のために、用意されている椅子に座りますが、その前にお湯をかけて綺麗にしましょう。

体を拭いて、椅子に座る

体についた水分を拭き取った方が、冷えが遅くなりそうなので、私は拭いてから椅子に座ります。

ぼーっとした意識が戻ってきて、少し冷えてきたかな?と思ったら、1セット終了(約10分くらい)

ここから「ととのう」状態に持っていきます。
頭がボーっとするので、何も考えなくなります。
この状態が、普段から働いている脳にはとても良いです。

瞑想でこの状態に持っていくには、ある程度経験が必要なのですが、サウナだと初心者でも、この状態を体験することが出来ます♪
少し頭を傾けたりすると、ゾーンに入りやすいです。

目を瞑って周りの音に耳を澄ませると、水・鳥の鳴き声・換気扇の音などが大きく聞こえてきます。
考え事が多くなり、冷えてきたなと思ったら終了してください。

椅子にお湯をかける

最後は、マナーとしてお湯をかけてから離れましょう。

⑪「②」または「④」から繰り返す(3セットがオススメ)

一連の流れが終わったら、またサウナに入り、3セット繰り返します。
体が冷え切ってしまった場合は、温泉に少し浸かってから、サウナに入りましょう。

まとめ

サウナは、体を温めてくれるだけではなく、心身ともにリラックスする効果があります。
忙しかったり、ストレスを溜めている日常が現状だと思います。

「瞑想なんてしてる時間ないよ!」
「瞑想でととのう感覚なんて、私には、ハードルが高い!」
と思っている方は、ぜひサウナで”ととのう”感覚を体験してみてください。

1日のうちに、1度はお風呂に入ると思います。
その時間を、ぜひサウナに使ってみてはいかがでしょうか♪

サウナの熱さと、水風呂の冷たさを少し我慢すれば、比較的簡単に“究極のリラックス状態”を得ることが出来ますよ♪