【西都原古墳群】お花見スポットで大人気!鬼の窟古墳・男狭穂塚・女狭穂塚など貴重な古墳もたくさん!

今回は、宮崎県西都市にある「西都原古墳群」へ行って参りました!

「西都原古墳群」は、広大な敷地に300余基の古墳数を有しています。

コノハナサクヤヒメと深いかかわりの鬼の窟古墳や、コノハナサクヤヒメの父・オオヤマツミノカミの古墳など貴重な古墳も存在します。

また、男狭穂塚(ニニギノミコトの御陵)、女狭穂塚(コノハナサクヤヒメの御陵)は天皇家の御陵墓と宮内庁で管理されています。

春には約2000本の桜や菜の花、夏にはヒマワリ、秋にはコスモスと季節の花も楽しめます。

そんな「西都原古墳群」の魅力をこの記事で紹介していきます♪

この記事で分かること

「西都原古墳群」について
「西都原古墳群」の利用時間・場所
「西都原古墳群」の見どころ
「鬼の窟」にまつわる神話について
「男狭穂塚・女狭穂塚」について
「古墳群」について
「高取山公園」について

こんな人にオススメ!

☆お花見を楽しみたい方
春には、約2000本の桜と約8haの畑一面に菜の花が咲き誇ります。
夏にはヒマワリ、秋にはコスモスが楽しめます!

☆歴史や神話好きの方
古墳時代のことを学ぶことができます。古墳内部の見学もできますよ!
考古博物館も入場無料で完備されているので、立ち寄りやすいです!
コノハナサクヤヒメに関する神話も伝わっている場所です。

西都原古墳群について

「西都原古墳群」は、今から約1700年前の古墳時代に造られた物と言われています。
300余基の古墳数を有しており、円形墳、前方後円墳、方形墳、地下式古墳などが存在しています。

お花見したい、自然を感じながらのんびり過ごしたい、古墳から歴史を学びたいなど色々な方面から楽しむことができるスポットです。

鬼の窟古墳、大山祇塚、地下式横穴墓、男狭穂塚、女狭穂塚なども、ぜひ見学してみてください。

西都原古墳群の利用時間・場所

INFORMATION

施設名西都原古墳群
住所〒881-0005
宮崎県西都市三宅
電話番号0983-42-0024
営業時間24 時間営業
休業日年中無休
駐車場無料
ホームページ西都原古墳群

※2021年4月時点の情報ですので、来られる際は、あらかじめ公式ホームページ等でご確認ください。

MAP

西都原古墳群の施設マップ

※公式ホームページよりPDFのURLを転載しています

駐車場は無料で、365日利用可能です。
このはな館の前にある駐車場が一番広いです。
祭りなどのイベントの際は、満車になることもあるので、お早めに来られてください。

西都原古墳群の見どころ

季節の花

西都原古墳群は、季節の花を楽しめるスポットです。

春・・・桜と菜の花
夏・・・ひまわり
秋・・・コスモス
を楽しむことができます。

宮崎県の『人気の桜名所』では、1位に輝くほど。
宮崎県でお花見をするなら、必ず訪れて欲しいスポットです。

西都原古墳群の桜は、少し遅咲きです。
2021年は、3月25日頃に8分咲き。3月末にようやく満開を迎えています。

桜と菜の花がとてもキレイでした。
敷地も広大なので密になることはありません。
好きな場所でシートを広げて、のんびりとランチを食べられます♪

西都原ガイダンスセンター このはな館

上から見ると、前方後円墳を縦に割った形になっている「このはな館」。

ここでは、物産品・お土産・ソフトクリームなどの販売をしています。
創作和風料理「旬菜家(しゅんさいや)」、観光案内所、展示室、陶芸教室なども完備されています。

施設名西都原ガイダンスセンター このはな館
住所〒881-0005
西都市大字三宅4941番地1
電話番号0983-43-6230
開館時間9:00~17:00
営業時間10:00~17:00
※レストラン旬菜家は、11:00~15:00(オーダーストップ14:30)
定休日 月曜日(但し、月曜日が国民の祝日にあたる場合はその翌日)
駐車場無料
乗用車700台(芝生駐車を含む) 大型バス6台
ホームページ西都原ガイダンスセンター このはな館

※2021年4月時点の情報ですので、来られる際は、あらかじめ公式ホームページ等でご確認ください。

このはな館の前の芝生にあるモニュメント「たます(賜)-円光-」
魂の語源を表現されているそうです。
西都市出身の彫塑家・鬼塚良昭氏の作品です。

このはな館では、レンタサイクルが可能です。
古墳や花を楽しみながら、のんびりとサイクリングを楽しんでみてください♪

ホームページこのはな館 レンタサイクル
お問い合わせ090-9728-2545
このはな館観光案内所(10:00~15:00)
貸し出し時間10:00~15:00
料金(税込)子ども車、軽快車電動自転車besv
半日(4h)500円1,000円2,000円
超過料金子ども車、軽快車電動自転車besv
1時間あたり200円300円400円

※2021年4月時点の情報ですので、来られる際は、あらかじめ公式ホームページ等でご確認ください。

西都原考古博物館

西都原考古博物館は、西都原古墳群の資料の展示や、古墳時代の暮らしなど様々な考古学をテーマとし、情報発信している博物館です。

施設名西都原考古博物館
住所〒881-0005
宮崎県西都市三宅5670
電話番号0983-41-0041
営業時間午前9時30分から午後5時30分まで(展示室への入室は午後5時まで)
休館日月曜日(国民の祝日と重なる時は翌日)
祝日の翌日(土曜日、日曜日又は休日に当たるときを除く)
年末年始(12月28日から翌1月4日まで)
入場料無料
駐車場無料
ホームページ西都原考古博物館

※2021年4月時点の情報ですので、来られる際は、あらかじめ公式ホームページ等でご確認ください。

2004年4月17日に開館した西都原考古博物館ですが、なんと当初からずっと入場料無料です。
どこで収益化してるの?と疑問に思うほど、キレイな博物館です。

雰囲気など個人的にはとても好きです。

2021年4月14日から、西都原の”VR体験”が出来るようになりました。

3階テラスからは、古墳群を眺めることができます。
男狭穂塚・女狭穂塚は、写真の右側の木が生い茂っている位置にあります。

屋外施設には、「古代生活体験館」「体験ステージ」があります。

古代生活体験館では、埴輪や勾玉づくり体験、考古学の調査や機器の使用を学ぶことができます。

体験ステージは、多くの人を集めて行うイベントに利用できます。

敷地内には、「復元古代住居」もあります。
古墳時代の平地住居で、1966年に復元されました。

古墳時代から立派な家造りが出来たんですね!
無人島に流されたら、こんな家を造る自信ないです・・・。

酒元ノ上横穴墓群(さかもとのうえよこあなぼぐん)

鬼の窟古墳の近くにあり「横穴墓」と「地下式横穴墓」が融合した珍しい古墳です。

遺構保存と発掘調査のため覆屋(おおいや)が建設されました。
発掘された状態を見学することができますが、2019年7月から改修工事をしており、2021年4月現在も立ち入り禁止になっていました。

鬼の窟古墳(おにのいわやこふん)

西都原古墳群で唯一の「横穴式石室」です。

鬼の窟古墳は、西都原古墳群最後の首長墓と考えられています。
刀子や土器などが出土しています。

以前、石室の入り口にはクスノキが生えていて、崩壊の危機が高まっていました。
一度解体してクスノキの根を除去し、当時の姿に復元しています。

鬼の窟にまつわる神話

木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)という、”日本神話で最も美しいと言われている女神”がいました。
コノハナサクヤヒメは、天照大御神(アマテラスオオミカミ)の天孫、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に一目惚れされ、妻となった女神です。

ニニギノミコトに出会う以前、西都原にいた鬼が一目惚れし、コノハナサクヤヒメの父親である大山津見神(オオヤマツミノカミ)に「嫁に下さい」とお願いをします。
困ったオオヤマツミノカミは、「明朝、夜明けまでに大きな石の岩屋を造れ、それが出来たら娘をやろう」と無理だろうと思われる条件を出しました。

喜んだ鬼は、夜明け前には岩屋を完成させてしまいます。
オオヤマツミノカミが岩屋を見にいくと、すでに岩屋は完成し鬼はぐっすり寝ていました。
オオヤマツミノカミは、鬼を起こさぬよう岩屋の天井石を1枚抜き取り、遠くへ投げました。

明朝、オオヤマツミノカミは、岩屋が完成していないことを理由に鬼の申し出を断ります。

それから、この岩屋は「鬼の窟」と呼ばれるようになりました。

鬼の窟の入り口です。
中は見学できるようになっています。

入り口付近の天井には、石が抜けている部分があり、オオヤマツミノカミが抜いた箇所だと言われています。

男狭穂塚・女狭穂塚 (おさほづか・めさほづか) 

1895年(明治28年)に陵墓参考地(りょうぼさんこうち)に指定され、天皇家の御陵墓として宮内庁で管理されています。

男狭穂塚と女狭穂塚には、近づくことはできません。
木で覆われているため、全貌も見ることができません。

男狭穂塚はニニギノミコト、女狭穂塚はコノハナサクヤヒメの御陵であると伝えられています。

男狭穂塚は、墳長154.6m、高さ19.1mの国内最大の帆立貝形古墳です。
女狭穂塚は、墳長176.3m、後円部長96.1m、高さ14.6mの前方後円墳で九州最大規模を誇っています。

女狭穂塚の一部だけどうにか見ることは可能ですが・・・よく分からん(^^;

横からも、まったく見えませんね・・・。
残念です。

西都原考古博物館で詳しい解説を聞くことができます。

男狭穂塚・女狭穂塚の陪塚

男狭穂塚・女狭穂塚の周辺には、陪塚があります。

陪塚(ばいちょう)・・・主墳の周囲に隣接する小さな古墳

高取山公園前の道を進むと、陪塚の169号墳があります。

ひっそりと石碑がたたずんでいました。

大正元年(1912年)の調査で、直刀や埴輪が出土しています。

こちらは、170号墳
169号墳の少し先にあります。
こちらからも、直刀や埴輪が出土しています。

こちらは、171号墳
170号墳の先にあります。

171号墳は、5世紀前半に造られた方墳です。
右側の森林の中に女狭穂塚があります。

西都原 第一古墳群

西都原202号墳(姫塚)

姫塚は、第一古墳群駐車場のすぐ横にあります。

墳長 50m を超える前方後円墳です。
大正期の調査では、鉄刀や刀子、鉄鏃、須恵器などが出土しています。

西都原72号墳

72号墳は、4世紀に造られた前方後円墳です。
大正元年(1912年)の調査で、剣や鏡が出土しています。

西都原46号墳

第一古墳群の中で最大の前方後円墳

4世紀末~5世紀初頭の築造だと考えられています。

葺石(ふきいし)・・・土を盛り上げて造られた墳丘の表面は、石で覆われていました。この石を葺石と言います。

ここに山積みされた石は、46号墳の発掘調査で出土した葺石の一部です。
墳丘全体を覆うためには、この約100倍もの数の石が使われていました。

西都原13号墳

13号墳は、4世紀後半に造られた前方後円墳です。
1916(大正5)年の調査で、後円部に長さ8.1mの粘土槨が検出され、三角縁神獣鏡1面、ヒスイ製勾玉2点、碧玉製管玉40点余り、ガラス製小玉110点余り、鉄剣、刀子、棺材と思われる木片などが出土しています。

粘土槨(ねんどかく)・・・古墳の墳丘の上から掘られた土坑内の粘土床上に安置された木棺を、粘土で覆って埋め戻した埋葬施設のこと。 

現在、墳丘は当時の姿に復元されています。

内部の見学ができます。

バイオハザードっぽい雰囲気で、一人で入るのはちょっと怖い感じ・・・。

内部はこんな感じです。
お墓なので、何となく寒気が・・・。

内部にある出土品はレプリカで、本物は考古博物館に保管されているとのことです。

西都原 第二古墳群

西都原90号墳(大山祇塚(おおやまつみづか))

西都原90号墳(大山祇塚)は、コノハナサクヤヒメの父・オオヤマツミノカミの古墳だと言われています。
全長96mで男狭穂塚・女狭穂塚に次いで大きな古墳です。

調査は行われていないので、未発見のすごいものが眠っているかもしれませんね!

近くには、石貫階段があります。
約170段あり、ヤクルトスワローズがキャンプの際この階段を使ってトレーニングしているそうです。

西都原100号墳

第二古墳群に位置する「西都原100号墳」。

4世紀前半~中頃に造られた前方後円墳です。
2001~2002(平成13~14)年に、実物の葺石を露出した形で整備・公開されていました。
2014~2015(平成26~27)年に、再整備が行われ、盛土と芝が貼られました。

西都原101号墳

2015年・2017年(平成27年・29年)に実施した発掘調査によって、女狭穂塚の陪塚とされている171号墳と同じ「方墳(ほうふん)」であることが分かっています。

西都原古墳群内で確認されている方墳は、女狭穂塚と関係が深い171号墳と101号墳のみです。
葬られた人物は、女狭穂塚の造営に功績があったなどの関わりを持っていた可能性があると言われています。

西都原 第三古墳群

西都原111号墳と4号地下式横穴墓

5世紀後半に造られたとみられる、西都原111号墳と4号地下式横穴墓

4号地下式横穴墓は、1956年(昭和31年)に、111号墳の周囲を耕作している時に、一部が崩落し馬が地下空洞に落ちたことにより発見されました。

乾燥と水の流出を防ぐため、外部と繋がっている堅杭(たてこう)を、この見学施設で密閉したとのことです。

この施設では、4号地下式横穴墓を内部カメラで見ることができます。

内部カメラを動かして、様々な視点から内部を観察できます。

西都原考古博物館には、4号地下式横穴墓を再現した原寸大模型が展示してありますので、ぜひそちらにも足を運んでみてください。

111号墳の上に登れるようになっています。

上からの景色。
桜と菜の花が見渡せます。

古墳時代期の前方後円墳。
1998年~2000年(平成10年~12年)、地中レーダーを使用し、発掘調査が行われました。
2014年~2015年(平成26年~27年)に盛土と芝貼りで整備され、現在の形に至ります。

西都原265号墳(船塚)

船塚は、5世紀後半頃に造られた前方後円墳です。
変形十字文鏡、碧玉製管玉、鉄刀、鉄鉾、刀子、鉄鏃が出土しています。

高取山公園(たかとりやまこうえん)

高取山公園は、西都原考古博物館の近くにある公園です。

4月中旬に、約6,500本ものツツジが咲き誇ります。
ツツジは、西都市のシンボルにもなっています。

遊歩道が整備され、10分ほど上へ登ると展望台があります。

ツツジを楽しみながら歩けます。
葉っぱが特徴的ですよね。

少し息切れしますが、花や鳥のさえずりに癒されます。
ゆっくりと登りましょう。

展望台です。

西都原古墳群が一望できます。

Photo Gallery

Movie

まとめ

「西都原古墳群」は、いかがでしたでしょうか?


  • 春には「桜・菜の花」、夏には「ヒマワリ」、秋には「コスモス」が楽しめる
  • 宮崎県のお花見スポット第一位!
  • 近くの高取山公園では、春にツツジが咲き誇る
  • 横穴式石室の鬼の窟古墳がある
  • 鬼の窟古墳には神話が存在する
  • 男狭穂塚・女狭穂塚は、天皇家の御陵墓として宮内庁で管理されている
  • 男狭穂塚はニニギノミコト、女狭穂塚はコノハナサクヤヒメの御陵と伝えられている
  • 第1古墳群にある13号墳は、内部見学自由
  • 第2古墳群にある90号墳(大山祇塚)は、コノハナサクヤヒメの父・オオヤマツミノカミの古墳だと言われている
  • 第2古墳群にある101号墳女狭穂塚は方墳で、女狭穂塚の陪塚とされている
  • 第3古墳群にある4号地下式横穴墓は、内部カメラで見ることができる
  • 西都原考古博物館では、西都原のVR体験が可能


見どころがありすぎて、長くなってしまいました。

古墳見学も楽しいですが、のんびりと散歩したり、シートを広げてランチを食べたり、子どもと遊んだり、一日中楽しめるスポットですので、ぜひ立ち寄ってみてください♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。