【月知梅】学問の神様が見守る梅園【三州三梅】

今回は、宮崎県宮崎市高岡町にある「月知梅(げっちばい)」へ行って参りました!

「月知梅」は、国の天然記念物に指定されています。
新富町にある「湯之宮座論梅」と共に、九州の”三州三梅”の一つと言われています。

臥竜梅(がりょうばい)という梅の種類で、見頃は2月中旬です。

1770年~1780年(安永、天明年間)までは1株でしたが、株を増やし、繁殖したと言われています。

そんな「月知梅」の魅力をこの記事で紹介していきます♪

この記事で分かること

「月知梅」について
「月知梅」の利用時間・場所
「月知梅」の見どころ
「月知梅天満宮」について

こんな人にオススメ!

☆梅の花を楽しみたい方
毎年2月中旬頃に満開になる月知梅!
九州の”三州三梅”の一つとされている梅園です!
臥竜梅という種類で、枝が横に伸び、白い花をつけています

☆学問の神様を参拝したい方
学問の神様と言われる「太宰府天満宮」の分神として「月知梅天満宮」が鎮座しています!
学問に関してお祈りしたい時は、梅を見ながら参拝しても良さそう♪

月知梅について

「月知梅」は、国の天然記念物に指定されています。
新富町にある「湯之宮座論梅」と共に、九州の”三州三梅”の一つと言われています。

臥竜梅(がりょうばい)という梅の種類で、見頃は2月中旬です。

1770年~1780年(安永、天明年間)までは1株でしたが、株を増やし、繁殖したと言われています。

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月知梅の利用時間・場所

INFORMATION

名称月知梅
住所〒880-2215
宮崎県宮崎市高岡町高浜301
電話番号0985-85-1178
教育委員会文化財課文化財管理係
駐車場無料
ホームページ宮崎市公式ホームページ

※2022年2月時点の情報ですので、来られる際は、あらかじめ公式ホームページ等でご確認ください。

MAP

月知梅は、「大淀川」横の道路沿いにあります。

駐車場は、広いです。

月知梅の見どころ

月知梅

現在、70株ほどに広がっている月知梅。

青い空と梅の白が良い感じ!

月知梅の梅は、臥竜梅(がりょうばい)という梅の種類です。
1770年~1780年代(安永、天明年間)まで一株でしたが、その後、四方に繁殖しました。

月知梅は、もともと香積寺(こうじゃくじ)の庭に植えてあった梅で、「香積の梅」と呼ばれていました。

1673年(延宝元年)に、19代藩主の島津光久が立ち寄った際に「植えられてどれだけの年月を経たのか、その最初は月だけが知っている」という内容の詩を作り「月知梅」と命名しました。

宮崎の巨樹百選にも選ばれています。

月知梅の中には、五輪塔と呼ばれる石碑があります。
「金宝花心大姉(きんぽうかしんだいし)」 天正十二年甲申七月十一日」と刻まれています。
香積寺が創建される前からあるもので、誰のものか分からないそうです。
相当身分の高い人のものではないかと言われています。

毎年、2月半ばに「月知梅うめまつり」が開催されるのですが、コロナの影響で現在は中止されているようです。

たくさん咲いています。
とてもキレイですね♪

月知梅天満宮

月知梅天満宮は、駐車場のすぐ近くにあります。

文化・学問の神様。
菅原道真の霊を祭った太宰府天満宮の分神。
東端にありましたが梅園が広がったため、現在地に移転されました。

Movie

まとめ

「月知梅」は、いかがでしたでしょうか?

  • 国の天然記念物に指定されている
  • ”三州三梅”の一つ
  • 臥竜梅(がりょうばい)という梅の種類
  • 見頃は、2月中旬
  • 毎年、2月中旬に「うめまつり」が開催されている(※コロナの影響で中止の場合あり)
  • 1770年~1780年(安永、天明年間)までは1株だったが、株を増やし繁殖した
  • もともと香積寺(こうじゃくじ)の庭に植えてあった梅で、「香積の梅」と呼ばれていた
  • 島津光久が立ち寄った際に「月知梅」と命名
  • 宮崎の巨樹百選にも選ばれている
  • 月知梅天満宮は、文化・学問の神様
  • 月知梅天満宮は、菅原道真の霊を祭った太宰府天満宮の分神


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。