【平和台公園】自然の中で楽しめる広大な散策コース!神武天皇の即位記念で建てられた”平和の塔”がそびえ立つ公園

今回は、宮崎県宮崎市にある「平和台公園(へいわだいこうえん)」へ行って参りました!

「平和台公園」は、市街地近くにある、とても大きな公園です。

森や池があり、散策コースも複数あるので、ウォーキングやランニングに適した環境となっています。

また、子どもが遊べる遊具や、野球の練習が出来る箇所があり、お子さま連れでも楽しめるスポットです。

そんな「平和台公園」の魅力をこの記事で紹介していきます♪

この記事で分かること

「平和台公園」の歴史
「平和の塔」の詳細
「平和台公園」の利用時間・場所
「平和台公園」の見どころ

こんな人にオススメ!

☆運動したい方
車などを気にせず、ウォーキングやランニングを楽しみたい!
運動器具がある公園に行きたい!

☆お子さま連れの方
市街地だけど、子どもが遊べる場所を探してる!
子どもと一緒に、のんびり過ごしたい!

平和台公園の歴史【ウィキペディア参照/簡単に】

神武天皇の即位から2,600年に当たる昭和15年に「紀元2,600年記念事業」の一環で建てられたのが「八紘之基柱(あめつちのもとはしら)※現・平和の塔」です。

「八紘一宇の精神を体現した日本一の塔」として、建てられました。

八紘一宇(はっこういちう)とは・・・「日本書紀」に記されたことばを、”全世界を一つの家のようにする”と解釈したもの。

「八紘之基柱」は、太平洋戦争後、GHQによって“国家神道を連想させる”として、「八紘一宇」の文字と武人の象徴である荒御魂像(あらみたま)が取り除かれ、名称も「平和の塔」と改められてしまいます。

その後、「八紘一宇」の文字と荒御魂像は復元されています。

1964年の東京オリンピックでは、平和の塔が「聖火リレーの第2スタート地点」となりました。

ウィキペディア(Wikipedia)参照

平和の塔(八紘之基柱)について

高さ36.4メートル、面積1,070平方メートル、体積834立方メートル。

正面
秩父宮雍仁親王による「八紘一宇」の文字が刻まれている。

側面
四魂像(信楽焼で高さ4.5m)が配置されている。
・漁人「奇御魂(くしみたま)」
・武人「荒御魂(あらみたま)」
・商工人「和御魂(にぎみたま)」
・農耕人「幸御魂(さちみたま)」

青銅製の扉
天地創造に始まり、神武天皇が美々津から船出するまでの様子が描かれている。
また、それを囲む62の模様は、古事記・日本書紀に登場する諸物を描いている。

内部
石膏レリーフ(浮き彫り彫刻)8点が壁面に飾られている。
・天孫降臨や波限の産屋
・神武天皇即位
・葦原中国平定
・明治維新
・世界地図
・紀元2600年
一般公開はされていないが、ごく稀に内部公開されている。
※公式ホームページでチェックをお願いします。

内部の様子は、公式ホームページに掲載されています。

塔を設計した彫刻家
日名子 実三(ひなご じつぞう)

八咫烏(やたがらす)を用いて、日本サッカー協会のシンボルマークをデザインした彫刻家。

画像引用:日本サッカー協会

八咫烏・・・神話に出てくる鳥で、神武天皇が東征の際、大和の橿原まで案内したとされており、導きの神として信仰されている。

平和台公園の利用時間・場所

INFORMATION

施設名平和台公園
住所〒880-0035
宮崎県宮崎市下北方町越ヶ迫6146
営業時間24時間営業
※駐車場の開閉時間は、それぞれ異なります。
定休日無し
電話番号0985-35-3181
平和台公園管理事務所
料金入場無料
駐車場無料

第1駐車場(普通45台 ・大型6台)(5:00~22:00)
第2駐車場(普通120台・大型25台)(8:30~17:00)
第3駐車場(普通100台)(5:00~22:00)

※駐車場の開閉時間は、それぞれ異なります。
ホームページhttp://h.park-miyazaki.jp/

MAP

平和台公園の見どころ

平和の塔(八紘之基柱)

第一駐車場から入ってすぐのところに、平和の塔は建っています。

広大な敷地のど真ん中に、ドーンとそびえ立つ塔が圧巻です。

事前に塔の歴史を知っておくと、違った角度で楽しむことができます。

平和の塔の前で手を叩くと、音が反響します。

案内板と立つ場所がありますので、ここで手を叩いてみてください。

Photo Gallery

レストハウス

平和台公園内のレストハウスは、公園南側の第一駐車場に隣接しています。
店舗は、3店舗入っています。

はにわ館

平和の塔近くの「はにわ館」では、「毎月入れ替わる展示物」や「はにわつくり体験教室」などのイベントが開催されています。

INFORMATION

施設名はにわ館
営業時間9:00~16:00
休館日月曜、火曜、年末年始
料金入館料無料

はにわ園

「はにわ館」のすぐ隣には、「はにわ園」が広がっています。
自然の森の中に、約400体もの「はにわ」が並んでいます。

「はにわ園」の「はにわ」は、”はにわ作家”の本部マサさんによって作られました。

神話の大地と古墳で有名な西都市で生まれ育った彼女は、古墳や出土品に興味があった父の影響で、幼い頃に土器の破片で遊んでいたそうです。

その後、合格した大学進学を辞めて、はにわ作りに没頭するようになったといわれています。

子ども広場

はにわ館の近くには、「子ども広場」がありました。
ブランコ、すべり台と、こじんまりしています。

池畔広場/散策コース

はにわ園から下っていくと、池畔広場へと出ます。

公園内の中央を横断するかたちで、せせらぎ水路が流れており、「越ヶ迫池」へと繋がります。

越ヶ迫池の向こう側には、もっと大きな池「新池」が広がっています。

カモがたくさん泳いでました。

平和台公園には、4つの散策コースがあります。

起伏コース 長さ:2.5km 所要時間:33分

山間コース 長さ:2km 所要時間:28分

脚力コース 長さ:3.5km 所要時間:35分

平坦コース 長さ:2km 所要時間:25分

※詳しくは、こちらのリーフレットに記載されています▾

オレンジ色の平坦コースに迷い込み、越ヶ迫池から反時計回りに、第4駐車場辺りまで歩きました。

かなり疲れましたが、とても良い運動になりましたよ♪

体感では、25分以上かかる気がします。
少しだけ歩こうと思わず、覚悟して歩いてくださいね(笑)

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アスレチック広場

平和台公園内には、「アスレチック広場」があります。
子どもたちが遊びながら運動出来るように設計されています。

ものすごく角度のついたすべり台がありました。

小さい子どもが登るには、難しいかもしれません。
小学生の子どもたちは、スイスイ登っていました。

面白い作りのブランコもありました。

草すべりの出来る「大すべり台」があるのですが、私が行った際は、新型コロナウイルスの影響で閉鎖されていました。

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運動広場

アスレチック広場の隣には、運動広場があります。

ここでは、野球の練習やグランドゴルフが出来るようです。
※無断使用は禁止されているかもしれませんので、事前にご確認ください。

運動器具もたくさん置いてありました。
ちょっとトレーニングしたい時などに良いですね♪

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Movie

まとめ

「平和台公園」は、いかがでしたでしょうか?

平和台公園は、市街地近くにあるのですが、そこからは想像できないほど広大な大地が広がっています。

自然に囲まれながら気持ちよく運動ができるので、老若男女問わず、たくさんの人が歩いたり走ったりしていました。
犬の散歩をしている方も、たくさんいらっしゃいました。

子どもが遊べる「アスレチック広場」があったり、体験教室が開催されていたりと、子ども連れでも楽しめるスポットです。

また、平和の塔には歴史があり、神話や戦争など日本の歴史を感じることができる場所となっています。

歴史、運動、遊び、自然をそれぞれ楽しんでみてください♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。